新規事業紹介 

ドローン                                 ↑ドローン飛行中写真

事業活動の内容

廃棄物処分施設等において、保管中又は埋立処分された廃棄物の管理状態を従来は作業員が目視や点検工具を使って行っていた業務を、上空からドローン(小型無人航空機)を用いて可視画像、熱赤外線画像などのリモートセンシング画像※1を撮影し、カテゴリー分類やパターン認識等の画像解析を行うことで、保管中又は埋立処分された廃棄物を保護しているキャッピングシート等の破損箇所あるいは破損に至る恐れのある箇所を診断し、依頼者に情報を提供することによって廃棄物の流出事故の未然防止や管理水準の向上を図ることを目的とした事業です。

↑ドローン停止中写真

リモートセンシングとは

※1 リモートセンシングとは、リモート(remote: 遠くから)+センシング(sensing: 探る)の合成語で、人工衛星や航空機に搭載されたセンサにより、地球上の対象物から反射または放射される電磁波を観測して、対象物に触ることなく対象物の特性を把握する技術。また、リモートセンシング画像とは、その技術を使用して撮像された画像。

仮置場 断面図

 

点検状況

↑維持管理業務、仮置場点検状況

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、福島第一原発から放射性物質が飛散し、その対策工事(除染工事)により、これまで800ヶ所以上の除染物仮置場が設置されていますが、各部材の劣化や破損が進み、マンパワーによる、目視管理での点検業務が行われています。

検査の種類として目視検査、ドライバー検査等がありますが、保管状態の確認には多くの労力と時間を要し、見落としの危険性が常に伴います。

また、仮置場上部での調査となる為、転落事故に発展する要因となることから安全面での対策も必要になっているのが現状です。

 

上記に示した課題を解決するため「非接触計測技術」を導入し、ドローンを使用することで上空から入手した画像データを解析して対象エリアの維持・管理状態を把握することが可能になります。

また、安全設備を設置する必要が無く事故の発生も大幅削減が可能となり、これらの目標を達成するために非接触計測技術の精度向上を図り、信頼性の高い維持管理システムの確立を目指しています。

 

ドローン撮影 水たまり

↑キャッピング表面に生成した雨水溜りの水量のアウトプットの例

空撮画像

↑ドローンによる空撮画像

 

可視カメラ撮影例2

センサ撮影例

 

 

↑赤外線センサによる撮影例

青や緑の可視光は反射するが赤外線をあまり反射しない水の分光反射特性を利用し、マルチスペクトルイメージャを用いてキャッピング上面の水量を把握する。青等の可視光で作成したキャッピング上面の雨水溜を含む3Dモデルと、赤外線を利用し雨水溜を無視して作成した3Dモデルを作成し、その差分により雨水溜の量を把握できます。

ドローンにより作成した最終処分場の3Dモデルと、GPS付遮水シート自走融着機による走行ラインの記録をGIS、AUTOCADに入力することで、高精度の出来形情報を作成できます。この情報と設計図面とを比較することにより、より高度な出来形管理が可能となります。

 

断熱カバーを有する熱伝導率の高い棒を地中に挿入し、地中の温度を、地表上に取りだす。これを用いることで、ドローンで瞬時に、何回も、処分場の地中温度(例えば1m深地温)を測定可能になります。地表面の情報しか把握できないリモートセンシングでも、地中温度測定とを組み合わせることで、処分場の内部温度を把握することができるようになります。

 

連携業者ご紹介

○国立大学法人 九州大学
福岡県福岡市西区本岡744

 

 

 

○一般財団法人リモートセンシング
技術センター(RESTEC)
東京都港区虎ノ門3丁目17-1

 

○株式会社amuse oneself
大阪府大阪市中央区北浜1-1-14
北浜1丁目平和ビル3階

2016/7/8 
日経新聞に取り上げられました!

経済新聞

 

2016/7/22 
河北新報に取り上げられました!

<ドローン>除染廃棄物監視 シート破損予測 _ 河北新報オンラインニュース

 

 

ドローン事業資料

衛生リモセン委員会報告資料除染廃棄物仮置場のモニタリング手法開発