接合する構造は、ヒーター(熱板)を上下シート間に挟み込み、ローラにより圧力をかけ自走で走行し接合を行います。
加熱温度、走行速度、ローラ圧力は、事前にテスト走行、サンプル接合により決定します。
接合作業中の注意点として、融着面のゴミ、ほこり、水分等はウエス等で十分に取り除き、走行中は、蛇行や脱線がないよう十分に注意します。
3点交差部は、事前に接合面側の段差を十分に取り除き、走行時に引っかからないよう処理をしておきます。
熱ゴテ式融着機の仕様例
設定温度範囲 | 200~500℃ |
設定速度範囲 | 0.5~5.0m/分 |
設定圧力範囲 | 500~800N |
熱ゴテ式融着機(ライスター・テクノロジーズ社 コメット)