遮水シート同士の接合は、熱融着、熱熔着(バーナー溶着)、接着剤等が用いられているが、遮水シートの場合は主に熱融着工法で行われている場合がほとんどです。
熱融着工法として、
・遮水シートの接合部間に熱を加えながら遮水シートを圧着する方法(手動熱風融着、熱ゴテ式融着、熱風ノズル式融着)
・遮水シートの接合部に熱を加え溶かした樹脂を加え一体化する方法(押出し式溶接)
が主に用いられています。
熱ゴテ式融着、熱風ノズル式融着の現場での品質検査は、ダブルシーム方式(下図参照)の検査孔を用いた加圧検査を実施するのが一般的です。
ダブルシーム断面例
押出し式溶接の現場での品質管理は容器方式負圧検査(負圧検査)を実施します。
次にそれぞれの接合方法について詳しく説明します。
・手動熱風式融着 詳しくはこちら⇒
・熱ゴテ式融着 詳しくはこちら⇒
・熱風ノズル式融着 詳しくはこちら⇒
・押出し式溶接 詳しくはこちら⇒